考えられるプログラマに必要なスキル

オフィスや出先で働くプログラマに求められるスキルは主に2つある。それは、基本的な業務知識があることと仕様に合わせてコーディングができることだ。

プログラマが身につけるべきことには、会社が属する業界やシステム化する業務に関する知識、各種プログラミング言語についての知識や正確で素早くコーディングできる技術など多数ある。これらの知識や技術は、プログラミング教室や専門学校などで1から順に体系的に学ぶこともできるが、プログラミングの自習ができるアプリやサイトを活用して独学で身につけることも可能だ。

各方面の業務の知識やコーディングスキル以外にも、プログラマには顧客とやりとりをしたり要望を汲み取るためのコミュニケーション能力が必要になる。自営で1人で仕事をこなすプログラマや企業や顧客の下で働いているプログラマなど、さまざまな働き方がある。どのようなケースであっても、常駐先や自宅からオフラインとオンラインの両方で、対話したり折衝したりするスキルが必要になる。

また、仕様変更やシステム障害などが発生すれば、期日のある仕事だから残された時間に対して作業量が多くなりがちだ。そんな時には、残業をしてでも仕事を終わらせなくてはいけない。プログラマとして活躍するためには、忙しさを乗り切れるタフさもあった方がいいだろう。

プログラマには以上のように、各種言語のコーディングはもちろんのこと、業務の知識や対人コミュニケーションなど幅広いスキルが求められる。